AIデザイン副業は初心者でも始めやすい一方で、つまずきやすい落とし穴があります。
ここでは、特に多い 3つの失敗ポイント を、根本原因からプロとしての対処法まで丁寧に解説します。
初心者が失敗しやすいポイント
AI画像の「権利」の問題
AI画像は便利ですが、最も注意すべきポイントが 著作権・商用利用 の扱いです。
クライアントワークの場合、ここが曖昧だとトラブルの原因になります。
✔ 有名人そっくりの人物が生成されてしまう
→ 肖像権の問題になる可能
✔ 特定ブランド(例:ディズニー風・マーベル風)を連想させる
→ スタイルの模倣はNG
✔ 商用利用不可のAIツールを使ってしまう
→ 納品できない・契約違反の可能性
なぜ起きるのか?
- 画像生成AIは “学習元のデータに似た特徴を再構築” するため、意図せず「誰かに似た」画像を作ってしまうことがある。
- 無料ツールの多くは「商用利用は許可していません」と明記している。
プロとしての対処法(必須)
① 使用ツールの商用利用可否を確認
代表例:
| ツール名 | 商用利用 |
|---|---|
| Midjourney | 〇(有料プラン) |
| DALL·E | 〇 |
| Canva | 〇(一部素材除く) |
| Stable Diffusion | 〇(モデルにより異なる) |
② クライアントへ事前に説明
プロは「リスク説明」も成果物の一部。
例文:
「AI生成画像は著作権的にグレーなケースがあるため、有名人に似すぎる描写・ブランド模倣は避けて制作します。」
③ Googleの「反著作権チェック」を使う
画像をGoogle画像検索にアップして、類似画像が出る=リスクが高い と判断できる。
品質が安定しない原因
初心者が最初に悩むのは 「同じテイストで作れない」 という問題。
✔ 色味が毎回バラバラ
✔ 顔が崩れる
✔ キャラクターの姿が変わる
✔ 世界観が統一できない
など。
なぜ起きるのか?
- プロンプトの指示が毎回ブレている
- カメラアングル・構図・光の設定が毎回違う
- 同じモデルを使っていない
- 「ネガティブプロンプト」が弱い(禁止事項の書き方)
AIは人間以上に「指示の安定性」に左右されます。
プロとしての改善方法
① テンプレ化したプロンプトを使う
毎回ゼロから書かず、基本構文(フォーマット)を固定する。
例:
「テイスト」+「構図」+「人物/物体情報」+「光」+「質感」+「背景」+「禁止ワード」
② カラーコードを固定する
世界観が崩れる理由の90%が色設定。
例:
- ブランドカラー:#C0E3FF
- メインカラー:#EDE9FF
- 影色:#A98FD4
③ モデルは一定のものを使う
Midjourneyなら「/prefer option set」
Stable Diffusionなら「LoRA固定」
→ キャラ・テイストが崩れない
④ ネガティブプロンプトを強化
例:
blurry, deformed, extra fingers, watermark, logo, messy background, inconsistent lighting
修正依頼への対応方法
初心者が苦手なのが クライアントの修正対応 ではないでしょうか。
しかし、対応できれば信頼され、リピート率が一気に上がります。
■ よくある失敗
✔ 修正対応が遅い
✔ 意図を正確に読み取れない
✔ “再現が難しい” 修正要求に対応できない
プロとしての対応ステップ
① 修正点を分解して説明してもらう
「なんとなく違う」
→ 危険。必ず言語化してもらう。
例:
- 色味
- 表情
- テイスト
- レイアウト
- 文字
② 修正依頼のテンプレートを渡す
クライアントが分かりやすくなる。
例:
【変更箇所】
【変更後のイメージ】
【参考画像】
【優先度(高・中・低)】
③ AIで再生成 → Canvaで微調整
AIだけで完結させない。
- 影の位置
- テキスト配置
- 余白調整
- 色味の統一
→ Canvaで整えると「プロ感」が一気に増します。
④ 最終納品前に「確認画像」を送る
例:
「こちらでイメージ合っていますでしょうか?問題なければデータを書き出して納品いたします!」
この丁寧さが継続案件につながります。
まとめ
初心者がつまずきやすいポイントは、
- 権利
- 品質のブレ
- 修正対応
この3つに集中しています。
しかし逆に言えば、ここを押さえれば プロレベルに一気に近づける ということです。
特に
✔ プロンプトの安定化
✔ Canvaでの微調整
✔ クライアントとの丁寧なやり取り
ができるだけで、AIデザインは一気に“継続案件が取れる副業”になります。


