AIデザインで最も重要なのは、「狙ったイメージをAIに正確に伝えること」 です。
そのために必要なのが、プロンプト(指示文)と構図、テイスト設定、そして修正テクニック。
ここでは、初心者でも“狙い通りの画像が安定して作れる”ようになるための基本ステップをわかりやすく解説します。
良いプロンプトの書き方
良いプロンプトには「正確さ」と「抜け漏れの少なさ」が必要です。
AIは曖昧な指示が苦手なので、できるだけ具体的に伝えるのがポイントです。
プロンプトは以下の4要素を入れるとブレません。
- 何を(被写体)
- どんな構図で(アングル・配置)
- どんなテイストで(雰囲気・世界観)
- どんな用途で(広告、SNS、ECなど
✔︎ テンプレ(汎用的に使える)
「【用途】に使うための【被写体】の画像。構図は【構図】、雰囲気は【テイスト】。色味は【カラー】で統一。」
✔︎ 実例
- 「SNS投稿用のカフェ風写真。構図は斜め45度、ミニマルで明るい雰囲気、ベージュとホワイトで統一。」
- 「ブログアイキャッチ用。女性がノートPCで作業している構図、優しい雰囲気、淡いパステルカラー。」
✔︎ 初心者がやりがちな失敗
- 抽象的すぎる(例:かわいい感じ、ふわっと)
- 要素を詰め込みすぎる
- 一文が長すぎて伝わらない
- テイストを指定していない

「簡潔かつ具体的」に指示するのがコツです。
✔︎ 実際作ってみるとこんな感じ
こちらはプレゼン資料向けに作ったイラストです。perplexityで生成しました。
■ プロンプト例
以下の条件で画像を生成してください。
【条件】
・大人シンプルなビジネスイラスト。
・白背景、ミニマル、落ち着いた青×グレーの配色。
・男女ビジネスパーソンが会議している構図。
・余白を多めに、資料で使いやすいフラットデザイン。
以上のようなプロンプトを出すと、次のような画像をAIが作ってくれます。

構図・カメラアングル
構図とアングルを指定すると、“狙ったデザインで使いやすい画像”を作れます。
よく使う構図・アングル一覧(説明つき)
✔︎ 俯瞰(トップビュー)
上から見下ろす構図。
→ SNS投稿やフラットレイ(小物を並べた写真)に最適。
✔︎ 正面(フロントビュー)
対象物を正面から。
→ アイキャッチやEC商品画像に向いている。
✔︎ 斜め45度(アングルショット)
立体感が出る王道アングル。
→ 料理・カフェ・物撮り全般で万能。
✔︎ クローズアップ(寄り)
被写体の一部を強調。
→ 印象的でSNS向き。
✔︎ センタリング(中央配置)
被写体を中央に配置。
→ シンプルでポスターなどに強い。
構図を入れたプロンプト例
ブログアイキャッチ用。ノートPCを使う手元を、俯瞰で撮影したイメージ。ミニマルで明るい色味。
Instagram投稿用。コーヒーカップを斜め45度のアングルで撮影した構図。
構図を入れるだけで、デザインの使いやすさが格段に上がります。
テイスト設定
同じ被写体でも、テイスト(世界観)の指定で画像の印象は大きく変わります。
よく使うテイスト表現
✔︎ ミニマル
余白多め、シンプル構成。
✔︎ 韓国風(ホワイトトーン)
白+淡色、柔らかい光。
✔︎ 北欧風(ナチュラル)
木目×ベージュ×優しい光。
✔︎ モダン
黒・白・グレーでシャープ。
✔︎ ビジネス系(クリーン)
青+白、清潔感のある雰囲気。
✔︎ アート系(幻想的)
彩度高め、光の演出が印象的。
テイスト指定のポイント
- 抽象語ではなく 具体的なスタイル名を使う
- 色味をセットで提示するとブレない
- とりあえず「ミニマル」「韓国風」は汎用で使いやすい
プロンプト例
SNS投稿用。白を基調にした韓国風ミニマルテイスト。柔らかい光。
アイキャッチ用。ビジネス系クリーンテイスト、青×白で統一。
差し替え修正テクニック
AI画像は一発で完璧にならないことが多いので、修正プロンプト(追加指示) を使って仕上げます。
基本の修正指示テンプレ
✔︎ 色味を変更したいとき
「色味を【◯◯】で統一して再生成して」
✔︎ 雰囲気を変更したいとき
「もう少し柔らかい雰囲気にして」
「ビジネス向けの落ち着いたトーンに変更して」
✔︎ 構図の微調整が必要なとき
「被写体を中央に寄せて」
「余白をもう少し増やして」
「上側にスペースを残して」
✔︎ 不要な要素を削除したいとき
「背景の小物を減らしてシンプルに」
「ロゴや文字を入れずに作って」
差し替えが必要なケース(よくある)
- 手の形が不自然
- オブジェクトが歪む
- 色が想定と違う
- テイストが合わない
- 情報量が多すぎる
→ 部分修正より、再生成した方が速いことが多いです。
プロが使う修正ステップ
- まずは構図だけ合っている画像を選ぶ
- 次に色味・雰囲気を合わせる
- Canvaに入れて不要な要素を削除する
- テキストや余白を整えて“使える画像”にする
特に重要なのは 構図が最初に合っているか。
構図がズレたまま修正しても仕上がりが良くなりません。
【まとめ】画像生成の基本ステップ
画像生成AIを使いこなすためには、
「プロンプト → 構図 → テイスト → 修正テクニック」
という4つのステップを丁寧に押さえることがとても大切です。
特に初心者の場合、
・いきなり難しいプロンプトを書く
・構図を考えず出た画像の中から選ぼうとする
・テイスト設定が毎回バラバラ
という状態になりやすく、結果として「イメージと違う画像ばかり出る…」という失敗につながります。
しかし、今回紹介した方法を使えば、
- 思い通りの画像を安定して生成できる
- 世界観の統一されたデザインが作れる
- 依頼者に変更を頼まれてもスムーズに対応できる
- 同じテイストの複数デザインを量産できる
といった “実務レベルのスキル” を自然と身につけることができます。
AI画像生成は「慣れた人ほど時間が短縮されるスキル」です。
基本ステップを繰り返して、デザインの質を劇的に向上させましょう!


